ダンスケアの流れ
①カウンセリング
- 主訴(現在調子悪いところ)
- 過去のケガ、病気の有無
- 競技種目、競技歴、など
一人一人に合わせた施術のために問診票をもとにカウンセリングさせていただきます。
②歪みチェック
現在のカラダの歪みを鏡に全身をうつしてチェックしていきます。ここでは身体の使い方の癖などを確認していきます。
③骨格のズレをチェック
ベッドでは骨格の細かいズレをチェックして身体のどの部位に大きな
ストレスをかけているのかなどを
チェックします。
④骨盤の歪みチェック
骨盤は左右の腸骨と1個の仙骨からできています。骨盤にはそれぞれの骨をつなぐ仙腸関節があり、この関節のずれをチェックします。
⑤骨盤起こし
競技ダンスのパフォーマンスに大きくかかわるとともに腰痛の原因の70%以上とも言われる反り腰を骨盤の下に枕を差し込むことで調整します。骨盤を起こした状態で背中から脚まで全身の筋肉を先ずは緩めていきます。
⑥アキレス腱はダンスの命
ヒールを履いて行う競技ダンスではふくらはぎの筋肉を常に短縮させています。アキレスけんがかたくなり、足首の可動域が制限されることによりパフォーマンスを低下させるとともにケガの原因にもなっています。
⑦骨盤矯正
- 仙骨の角度
- 左右の仙腸関節
仙腸関節と仙骨の角度を調整していきます。ほとんどの場合、この時点で左右の脚の長さや骨盤のずれは整います。
⑧筋肉の調整
骨盤を整えた後は、整った骨盤に合わせて筋肉の調整を行います。骨盤太郎のダンスケアでは、骨格に筋肉をなじませることで施術の持続期間を長く保つことが可能となっております。
⑨筋膜リリース
ダンスで反り腰の癖がついてしまった腰の筋肉と筋膜には筋膜リリースを行うことで反り腰だったころのカラダの癖をしっかり調整していきます。腰の筋肉と筋膜の柔軟性が回復するとパフォーマンス向上にもつながります。
⑩脊柱起立筋
脊柱起立筋は姿勢を維持するのに使われる筋肉です。細かい筋肉が背骨一つ一つをつないでいますが、背骨の歪みと筋肉のバランスを整えて背骨の柔軟性を回復していきます。
⑪大腿四頭筋マッスルエナジー
競技ダンサーの多くは太ももの前側の筋肉のストレッチ不足。この部分は反り腰の原因にもなっているので、しっかり筋肉を調整できるマッスルエナジーストレッチを行います。
⑫首の調整とケア
背骨からつながる首も柔軟性が大事。ほとんどの場合は首の筋肉が可動域を制限しており、首のケガの原因になっています。首をよく使う競技ダンスでは首のケアも大切。
⑬骨盤底筋群
骨盤底筋群は腹圧の調整機能があります。腹筋を使って体をコントロールするためにも骨盤底筋群の力を最大限に活かしましょう。
⑭ハムストリングスのストレッチ
股関節の可動域に大きくかかわるハムストリングスはしっかりとストレッチして柔軟性とパワーを引き出します。ハムストリングスのマッスルエナジーストレッチのあとは股関節の動きがスムーズになってしっかりと下半身が使えるようになります。
⑮肩関節の調整
ダンスでは肩甲骨と並んで可動域が重要な関節。肩関節が動かないと肩甲骨が動きません。肩関節をケアすることで理想のホールドに近づけるのです。
⑯肩甲骨ケア
肩甲骨にはおよそ16個もの筋肉が付着しており、上下左右に自由自在に動くことができる骨です。肩関節と連動して動く骨でもあるので、肩甲骨のケアもしっかりと行います。
⑰施術後チェック
施術のあとは調整した骨盤などの最終チェックを行います。ここで微調整をすることもありますが、ほとんどの場合、きれいに骨格が整っています。
⑱施術後チェック2
鏡を見ながら視覚的にもチェックしていきます。ここで、すこし、身体を動かしてみたりして、施術後のカラダの動きを試してもらいます。