今日は競技ダンサーの多くの人が一度は行ったことがあるであろう【体幹トレーニング】について、触れてみたいと思います。まず、断言しておきましょう。
”99%の人のそれは体幹トレーニングになっていません!!”
ということで、巷に溢れている間違ったトレーニングの情報がどれだけ多くの人に間違った知識となってしまっているのか説明していきます。
いわゆる”体幹トレーニング”とみなさんが 言うものの一つに名前もわからず「こんな感じのヤツ」と言ったレベルの認識で、
「これは体幹に効いている」と思って行っているトレーニングで下の写真のものがある。
正しくは「ハンド・ニー90アンクル ダイアゴナル」というスタビライゼーショントレーニングです。
この写真は正しく行われている写真になりますが、ほとんどの人が行っている
「ハンド・ニー90アンクル ダイアゴナル」はさらに下の写真の方だ。
この二つの写真を見比べてどうだろう???
上の写真では指先から頭・肩・腰・膝・踵までが一直線のアライメントをキープしているが、
下の写真では上の写真に見られるアライメントが全くありません。
たった一枚の写真を見比べただけでも、どちらが正しいか、効果的か一目で分かるのではないでしょうか??
この2枚の写真はどちらも”スタビライゼーション”というキーワードでGoogle検索で出てくる写真です。
同じキーワードでこれだけ違うものが同じものとしてオンライン上にあるのだから、
何も知らない人ならわからないまま、間違ったことを行っていても仕方ないですよね。
しかし、トレーニングの専門家として自らをトレーナーなどと言っているひとの99%も間違った方で指導しています。
これには驚かれる方も多いと思いますが、ほとんどのトレーナーはスタビライゼーションを学んだことがありません。
もちろん、ライセンス保持者でもありませんので、正しいスタビライゼーションを指導することができません。
なので、正しく効果的に体幹に効かせることもできないのです。
骨盤太郎では日本スタビライゼーション協会の認定ライセンス保持者が正しいスタビライゼーションを指導しています。
さらに、言えば「マスター・オブ・スタビライゼーション」という最上級ライセンスを持っているので、
何処よりも正しいスタビライゼーショントレーニングで体幹の筋肉に効かせることができます。
ちなみに、「スタビライゼーショントレーニング=体幹トレーニング」という認識も間違いです。
スタビライゼーショントレーニングから得られる結果のなかの一つに「体幹」が含まれているだけです。
正しくスタビライゼーションを行うともっと大事な「体軸」の安定と強化が行えます。
他にもいろいろな効果を得られますが、書ききらないほどのものが挙げられます。
参考までに日本スタビライゼーション協会のHPをリンクしておきます。
正しいスタビライゼーションを受けることができる施設は都内では、
日本スタビライゼーション協会の認定施設は4施設のみです。
付け加えると、スタビライゼーショントレーナーの尾崎崇仁がいる三鷹のWingsprint、
個人では、日本山岳協会でスポーツクライミングの選手トレーナーを務めている小田佳宏くらいが信用できると言っていいでしょう。
それぞれ自分の得意分野で強みを活かしてスタビライゼーションの指導を行っています。小田は昨年5月にアカデミーホールで行ったイベントの時に忙しい中、アシスタントを務めに来てくれたので、イベントに参加したダンサーの中には覚えている人もいるかもしれませんね。
スタビライゼーションぽいことをやっていてもそれはスタビライゼーションではありません。
同時に”体幹トレーニング”でもないので、正しいトレーニングでしっかりと体幹を鍛えてみませんか??
「99%出来ていない人」から今すぐ1%の出来ている人になりましょう。