ダンスケアの姿勢分析でわかること

 

競技ダンス、社交ダンスを身体のケアをしないまま続けていると、身体には歪みが発生します。偏った身体の歪みはダンスのパフォーマンスを低下させるだけではなく、体の不調の原因になったり、ケガの原因にもなります。定期的に身体の歪みをリセットすることが大切です。そこで、今回の記事では、DANCE CARE LABでのダンスケアにおいて最初に行う姿勢の分析でわかることを説明したいと思います。

1、姿勢分析は店舗に入ってきた時から始まっている?

ダンサーの皆さんが店内に入ってきた時の歩き方や初診票にご記入いただいている時の座り方などで

最初に姿勢を読み取っています。

また、文字を書く際の利き手をチェックして、身体の使い方の癖を判断しています。

 

2、意外と多い??姿勢分析のポイントとは??

立った状態で皆さんと鏡を全身を映しながらチェックする姿勢分析のポイントは

およそ12ポイントになります。図2にあるようなポイントをチェックしています。

また、横向きから姿勢をチェックしているときは、重心の軸をチェックしています。

このほかに身体の揺れ方なども姿勢分析の際にはチェックポイントになっています。

 

3、チェックした姿勢分析からわかる歪みとは??

チェックした項目をもとに身体の歪みを図3のようにあぶり出します。

図3のRL、RRという表記はそれぞれ(Rotated Left)、(Rotated Right)という意味で図を例にすると頭肩は左にローテーション、腰、骨盤は右にローテーション、つまり捻じれているということになります。

勘のいい方ならもうお分かりかもしれませんが、こういった身体の捻じれがあると、スピンやターンに癖が出たり、得意不得意の方向が出るようになります。

 

4、まとめ

ダンサーのカラダの歪みはダンスの練習が原因。定期的な歪みリセットケアで身体を左右対称に整えることが大切。

ケガの予防、ダンスパフォーマンスの向上には身体の歪みをできるだけ小さくすることが大切。

 

姿勢からこれだけたくさんのことが解ることがあるのを皆さんはご存知でしたか??

DANCE CARE LABでは、施術を受けていただく際だけでなく、トレーニングをする際にも姿勢チェックを行います。

また、日常からセルフでできる姿勢チェックの方法なども指導させていただいてます。

 

出典:オステオパシー医学概論/サイード・パリッシュ

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